最近、コンビニに限らず
- スーパー
- 飲食店
- ディスカウントストア
などでも、PayPayをはじめとした「スマホアプリ決済」が可能な店舗が増えてきました。
そういえば、出張で九州に行ったときに、PayPay支払いができる居酒屋があってビックリしたよ!
というようにキャッシュレス決済ができる店舗が増えてきていることを実感している人も多いでしょう。
その一方で、いまだに、
『キャッシュレス化の何がいいの?』
と批判的な意見をいう人もいます。
そっか!日本のキャッシュレス普及率は、まだ20%程度だもんね!
その通り!
世界の国々と比較すると日本は、まだまだ現金払いが主流です。
お得なのに、どうしてキャッシュレス決済を使わない人が多いんだろう?
おそらく、
- キャッシュレス決済に対する漠然とした不安
- キャッシュレス決済のメリットを知らない
といったものが考えられると思います。
これらの2つを深堀して、解説していきます!
この記事を読み終わる頃には、キャッシュレス決済の魅力を一層理解していただけると思いますよ!
キャッシュレスの魅力を知れば知るほど、現金支払いにこだわる理由がなくなります。
この記事では、
- キャッシュレス決済の反対意見に対しての考察
- 不正利用の対策として注意するポイント
- キャッシュレス化のメリット・デメリット
をご紹介!
キャッシュレス化に不安を感じる?キャッシュレス社会はすぐそこ!
まずはじめに、キャッシュレス化に抵抗がある人の傾向として
『キャッシュレスに対する漠然とした不安』
を抱えている人が多いです。
日本は世界的に見ても
- 「現金」を尊重する国であること
- 「借金」を嫌う人が多い
という特徴があります。
たしかに、クレジットカードは後払いになるから、未来からの借金みたいなものだもんね。
実際に過去に博報堂の生活総合研究所の調査報告では、
「キャッシュレス社会」に賛成49%:反対51%。賛否は真っ二つ。 男女で意見は正反対(男性は賛成、女性は反対が多数)。
【全体】 賛成49%≒反対51%
【男性】 賛成59%>反対41%
【女性】 賛成39%<反対62%
というように、キャッシュレスに反対する意見が全体で真っ二つにわかれています。
へぇー!女性の方がキャッシュレスに反対する傾向が強いんだね!
キャッシュレス化に反対する理由としては、以下のようなことがあげられています。
- 浪費しそうだから
- お金の感覚が麻痺しそうだから
- お金のありがたみがなくなりそうだから
- 現金は必要だから
- 犯罪が多発しそうだから
といったもの。
やっぱり、キャッシュレス化に抵抗がある人は、使いすぎが怖いっていう人が多いみたいだね!
しかし、キャッシュレス決済は現金とは異なり、わざわざ家計簿を付けなくとも、支出管理ができます。
キャッシュレス決済を否定する意見に対して回答すると
- 浪費しそうだから
- お金の感覚が麻痺しそうだから
という懸念は、銀行口座にお金がある分しか使えない「デビットカード」「プリペイドカード」を使えば解決します。
- お金のありがたみがなくなる
この意見は、ちょっと意味がわかりません。
現金を持ち歩いていても、キャッシュレスにしてもお金の価値は変わりません。
何をありがたがっているのか、よくわかりません。
そもそも、財布に現金をたくさん持ち歩くことは、盗難時の被害が大きくなります。
さらに、盗まれた現金を使われても、クレジットカードやデビットカードのように不正利用時の保障がありません。
よくわからない「現金のありがたみ」にすがっても、何のメリットもないことに早く気づきましょう。
- 犯罪が多発しそうだから
というのは、不正利用に対して保障があるキャッシュレスの方が、優秀に思えてなりません。
そもそも
『現金は、犯罪に対して強いのか?』
という問いに対して、答えはNOです。
ただし、
- 現金は必要だから
という意見は一理あります。
実際に、現金支払いのみしか受け付けていないお店もあります。
また、スマホ決済アプリなどは、スマホの電池切れ・紛失・破損に対しては無力です。
同様に携帯会社の通信障害時には、決済不能となるトラブルも起こりえます。
そのため、多少の現金を持ち歩くことは悪いことではないと思います。
しかし、だからといってキャッシュレスは使わないというのは、非常にもったいないです。
数年前から、政府が民間企業とタッグを組んで、キャッシュレス決済を推進しています。
2019年10月の増税に合わせて実施予定の
『キャッシュレス決済に対してのポイント還元』
が始まります。
今後は、日本国内でキャッシュレス決済が加速していくため、あなたの周りの人は現金派の人はどんどん減るでしょう。
でも、やっぱり不正利用は怖いってことで、キャッシュレス決済に切り替えられないという人もいるんじゃないかな?
それなら、不正利用の事例からどのようなポイントをおさえていれば、リスクを軽減できるのかを見ていきましょう!
不正利用が怖い?キャッシュレス決済のリスク対策!
キャッシュレス決済のリスクとして、
『不正リスクが怖い!』
という人もいると思います。
7pay(セブンペイ)の不正利用がニュースで話題になったよね!
7pay(セブンペイ)の不正利用の原因は、「7iD」が、誕生日とメールアドレスがわかっていれば、第三者がパスワードを再発行できる仕様だったことにあります。
そのため、
- 第三者が7pay利用者のアカウントにアクセスし、成りすましができた
- 登録したクレジットカードが第三者のアカウントへのチャージに使用された
というトラブルが発生しました。
セブンイレブン側に対して、多くの顧客より
『身に覚えのない取引があった』
という問い合わせが発生し、不正利用が明らかになったようです。
えっ、怖いね!
しかし、7pay(セブンペイ)の事例では、他のキャッシュレス決済方法では、当たり前に使用している
『SMSと連携した二段階認証』
を導入しておらず、システムの脆弱性に問題があるという指摘されました。
実際に経産省も7pay(セブンペイ)に対して、基本的なガイドラインを守っていないと指摘をしているようです。
ってことは、今回の不正利用は、7pay(セブンペイ)側に問題があったってことか!
当サイトでご紹介しているキャッシュレス決済は、セキュリティも万全なものを掲載していますので、
ど、どれを選んだらいいかわからない!
という人は、別の記事を参考にしてください!
キャッシュレス決済のメリットとデメリットを比較!
キャッシュレス決済には、多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
それぞれを比較したうえで、キャッシュレス決済の利用をはじめましょう!
キャッシュレスのデメリット
停電・充電切れが起こると何もできない
- スマホの通信障害
- 震災などが原因で大規模な停電が発生した場合
などは、キャッシュレス決済が一時的にできなくなります。
こういった非常時には、現金の方が使いやすいです。
ただし、停電になるとATMからの引き出しもできなくなりますので、注意しましょう!
スマホのアプリで電車の定期券や電子マネーを利用している人は、電池切れ・紛失・破損でも使えなくなるね。
自己管理ができない人は使いすぎる可能性がある
キャッシュレス決済は、利用に応じてポイント還元やキャッシュバックが受けられるなど、とてもお得な支払い方法です。
実際にキャッシュレス決済をしている人は、現金払いのみの人よりも、貯金額が多いという統計データが出ています。
しかし、中にはポイント集めやキャンペーンに振り回され、ムダ遣い出費を重ねてしまう人もいるようです。
キャッシュレス決済が使えないお店もある
キャッシュレス決済ができる店舗は非常に増えてきております。
しかし、キャッシュレス決済をしたがらない方が多いように、頑なにキャッシュレス決済導入を拒んでいる店舗もあります。
また、新設のスマホ決済アプリなどは、利用できる店舗が少ないこともありますので、注意しましょう!
キャッシュレス決済のメリット
支払い時にポイントやキャッシュバックがある
現金払いとの大きな違いは、支払時にポイントやキャッシュバックを受けられること。
スマホ決済アプリは、キャンペーン時は、利用額の20%キャッシュバックという大盤振る舞いも!
現金払いと違い多くのメリットが受けられることが、キャッシュレスの魅力となります。
余計な手数料と時間が掛からない
キャッシュレス決済をすることで、支払いがスムーズに完結します。
スーパーやコンビニで支払いをするときにも、小銭を探す手間を省けます。
また、ネットショッピングを利用する際も、クレジットカードやデビットカードで支払えば、面倒な入金や後払い対応の必要がないのはメリット!
支出を管理しやすい
キャッシュレス決済をした履歴は、インターネット接続環境があれば、いつでも確認可能です!
いちいち家計簿を付けなくても、支出管理がしやすいです!
家計のムダが見つかるカモ!
キャッシュレスのメリット・デメリットまとめ
以上の順でご紹介しました!
キャッシュレス化に反対している人は、キャッシュレスの魅力と現金支払いのリスクをイマイチ理解できていない人が多いように感じます。
キャッシュレスの魅力を知れば知るほど、現金支払いにこだわる理由がなくなると思います。
しかし、現金払いしか対応していないお店もあるため、多少は現金が必要になることもあります。
そのため、お得なキャッシュレス決済をメインとして使用しつつ、補助的な意味合いで現金を使うという支払方法に切り替えていくのがオススメです。
とくに増税後は、キャッシュレスのメリットがより大きくなりますよ!
今のうちから、キャッシュレスに慣れておきましょう!