多くの借金を抱える人は
『このまま逃げようかな?』
といった考えにかられたことがあるのではないでしょうか?
実際に、多額の借金をつくったまま海外に逃亡してしまう人もいます。
子供の頃に『大量に借金をしてそのまま、海外逃亡』したらどうなるかな?という妄想したことあったな!
一度や二度は、そんな妄想を抱いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、借金から逃れるために、海外逃亡は本当に有効なのか?
実際に、妄想を実行したらどうなるのかを真面目に解説します!
借金返済を抱えたまま海外逃亡をしたらどうなるのか?
- 現実的に可能なことなのか?
- 考えられるメリット・デメリット
をご紹介!
借金で困っている方が本当に取るべき対応とは?
多額の借金を抱えたまま海外逃亡したらどうなるのか?
実際に多額の借金を抱えて、海外に逃亡をしたと仮定します。
まさかの悠々自適な海外生活とか??
さすがにそれはないでしょw
でも、海外にいれば督促は来ないよね!
時効の援用を利用した「借金の踏み倒し」とは異なり
『借金の督促状や支払い催促の電話が来ない』
ということが推測できます。
つまり、海外逃亡すると借金から解放されるってこと?
そんなことはありません。
なぜなら、借金そのものが無くなったわけではないからです。
そのため、借金の金利は膨らみ続けます。
時間をおいて日本に帰ってきても、借金の取り立てが再開されるだけです。
つまり、本気で踏み倒すなら、海外で居住先を見つけて、「もう二度と日本には帰らない」ぐらいの覚悟が必要ってことか…。
その通り!
多額の借金を抱えると、今の生活から逃げ出したくなってしまうかもしれませんが、
- 債務整理
- 時効の援用による借金踏み倒し
といった手続きを踏まないことは、リスク以外何も生むことはありません。
安易な行動を取らないようにしましょう!
借金を抱えて海外逃亡のメリットとデメリット
借金を抱えて海外逃亡することには、大きなデメリットがあります。
考えられるメリットとデメリットを見てみましょう!
デメリット
海外で生活するための住居探しや就労ビザを取得して仕事を見つける必要がある!
仮に海外に逃亡するにしても、そこで生活するための住居や仕事が必要になります。
国内とは異なり、海外で住居先や仕事がすぐに見つかる保障はありませんので、最悪の場合は路上生活になるということも。
海外逃亡して、ホームレス生活なんて、考えたくもないわ…。
相当、緻密な計画を立てておかないと厳しそうだね!
また、海外で仕事をする場合は、就労ビザの取得が必要になります。
しかし、就労ビザの取得条件は国によって異なるため、事前の下調べが必要になります。
安易な思い付きで、海外移住はオススメできませんので注意しましょう!
言葉が通じない・異なる文化の国での生活に耐える必要がある
そもそも、海外に移住すれる場合は、言葉の壁が立ちはだかります。
同様に、日本とは文化が大きく異なる国も多く、生活に慣れること自体が大変だと思います。
軽い旅行気分で、海外逃亡を安易に考えている方は絶対にやめるべきです。
日本国内の財産は海外逃亡中に差し押さえられる覚悟を!
借金を抱えたまま、海外逃亡をすると日本国内で作った借金の利息は、どんどん増えていきます。
仮に、日本へ資産を残していく場合、海外逃亡中にすべて差し押さえられることを覚悟しましょう。
メリット
借金の督促から解放される
借金を抱えたまま逃げても、借金がなくなるわけではありません。
しかし、海外にいる間は借金の督促から解放されます。
根本的な解決にはなっていませんが、しつこい督促がストレスになっている人は、そのストレスから解放されるでしょう。
たとえば、時効の援用をして借金を合法的に踏み倒す手続きをしている方にとっては、時効までの期間を海外で生活するという選択肢はありだと思います。
借金が苦しくて困っているならどうするべき?
実際に借金を抱えての海外逃亡は、現実的ではないと感じた方も多いと思います。
借金の返済で本当に困っている方は、一時の考えに流されて海外逃亡をするよりも、
『合法的に借金を減らす or なくす』
ために、債務整理をする方が簡単でオススメできます!
つまり、借金問題は
『逃げる』
という選択を取るよりも、
『法的な解決手段』
を取った方がはるかにメリットが大きいのです!
多額の借金を抱えて海外逃亡をするとどうなるまとめ
以上の順で解説させていただきました!
借金を抱えての海外逃亡は、あまり現実的ではないとわかっていただけたと思います。
借金の返済がキツいのであれば、素直に債務整理ことをオススメします!
借金から逃げるという選択は、かえって困難な状況を作り出すことになりますので、ご注意ください!