フリーランスなら必ずお世話になるフリーランスエージェント。
フリーランス向けのエージェントとは、個々のスキルや希望にマッチした仕事を紹介し、面倒な契約処理などを代行してくれるサービスのことです。
その多くはエンジニアやデザイナーを対象としていますが、ディレクターやライター、データサイエンティストなどの職種で案件を紹介しているエージェントもあります。
今回はその中から10社を紹介します。
フリーランスエージェントはITエンジニア系の案件が多いです。ただ、大手エージェント企業なら非エンジニア系の案件もあります。
エンジニア希望の人、非エンジニア職を希望している人の両方を対象にした記事です。
フリーランスエージェントを探している人はぜひ参考にしてください。
フリーランスエージェントを利用するメリット
仕事の選択肢が増える
個人で営業して取れる仕事には限度があり、営業のために時間や労力を割くのはもったいないものです。クラウドソーシング等のサービスを使った仕事受注も増えていますが、単価が抑えられる傾向にあるのは難点と言えるでしょう。
エージェントにより紹介されているお仕事は、その会社と短期契約をし、その期間の中で様々な案件や業務に携わることができます。そのため、仕事が安定しないといわれているフリーランスでも安定した働き口が見つかります。
キャリアサポートが受けられる
エージェントを利用すれば、スキルや希望条件にマッチする案件を探し出して提案するカウンセラー、契約後の状況確認や相談業務を行うフォロワーなどがフリーランスの活動を全面的にバックアップします。
安心感はもちろん、長期的な見通しも含めてキャリアプランを相談できる点でエージェント利用は有益な機会になるはずです。
安定的な仕事が見込める
組織に所属しないフリーランスは安定して月々の報酬を得られる保障はなく、不安定な立場にあるのは間違いありません。
たとえば一つの案件が終了してから次の営業をかける、という体制では案件と案件の間に仕事の空白ができてしまいます。
しかしエージェントを利用すれば、案件の終了時期を見込んで次の仕事の紹介もあるため継続的な仕事ができるのがメリットです。
フリーランスエージェントは複数登録するべき
複数のエージェントに登録すれば案件の選択肢が増えます。
1社に依存するのもよくありあません。その1社で案件が無くなったとき大変ですからね。複数のエージェントに登録しておくことで精神的な余裕が生まれます。
「他社エージェントでは〇〇円だったので」と単価交渉もしやすいでしょう。
「どこのエージェントが良いか?」と探している人が多いと思いますが、転職系の求人と違って、フリーランス系の求人はエージェントに聞いてみないとわからないことが多いです。
まずは複数社のエージェントに会って、条件面をお話してみることをおすすめします
仕事の可能性を広げ、その中から希望に合った案件に参画するのがオススメです。
フリーランスエージェントおすすめ10社の比較
フリーランスエージェントを一覧で紹介します。
エージェント | 公式サイトへ | 平均単価 |
DYMテック | 70万〜120万 | |
エミリーエンジニア | 65万〜100万 | |
レバテック | 65万〜100万 | |
Engineer-Route | 55万〜90万 | |
tech tree | ||
プロワークス | 60万〜90万 | |
joBeet | ||
ギークスジョブ | ||
ポテパン | 不明 | |
プロエンジニア |
フリーランス向けエージェント登録から案件を受注するまでの流れ6STEP
おすすめのフリーランスエージェントをご紹介したところで、今度はエージェント登録から案件に参画するまでの流れを確認してみましょう。
STEP1.エージェントに登録
まずは、自分が気になる各エージェントサービスの公式サイトにある登録フォームから、氏名や生年月日、経験年数など必要項目の登録をしましょう。
エージェントサービスによって、登録時に職務経歴書の提出が必要な場合もあります。
登録フォームに入力完了後、登録確認メールが届くので必ず確認しておきましょう。
確認メールが届けば数日以内に、担当者からメールまたは電話で初回カウンセリングのスケジュール日程連絡が届きます。
STEP2.担当者と面談(カウンセリング)
エージェントサービスは、登録をすると専任のコーディネーターが担当につきます。
場所は、エージェントサービスのオフィスで行われることが多いですが、希望によってカフェやコワーキングスペースで実施されることもあります。
また、オンラインや電話でのカウンセリングも実施しているエージェントサービスがあるので自分にとって都合のいい方法を選ぶことが可能です。
カウンセリングは、担当エージェントからサービス内容の簡単な説明を受け、スキルチェックや収入、働き方の希望などのヒアリングが30~1時間程度かけて行われます。
STEP3.担当者からあなたに合った案件を提案される
ヒアリングした結果を元に、コーディネーターからあなたにあった案件を提案してもらうことができます。
カウンセリング当日に提案を受ける場合もありますが、一般的にはカウンセリングが終了してから1週間前後に提案されるケースが多いです。
提案された案件に参画したい案件が見つかったら、コーディネーターへ案件に参画したい旨伝えましょう。
STEP4.企業と面談(商談)
コーディネーターへ案件参画の意思を伝えたら、実際に企業との面談になります。
面談日程の調整はエージェント側で行われ、面談当日の流れやアドバイスを受けることができるので心配ありません。
企業との面談にはコーディネーターも同席してくれるため、自分では伝えきれないアピールポイントや聞きにくい質問もしてくれます。
STEP5.条件をすり合わせ、契約
企業との面談後、双方が条件に合意できれば契約締結となります。
もちろん、企業との面談でネガティブな印象を受けたのであればコーディネーターに伝えることでお断りすることも可能です。
また、希望に合わない条件があれば企業とすり合わせもコーディネーターにお願いすることもできます。
無事に契約締結できたかどうかは、数日内にコーディネーターより連絡があります。
契約時の書類対応も丁寧にサポートしてもらえるので心配ありません。
STEP6.実際に案件に参画
契約締結後は正式に案件を受注、契約時に決めた稼働開始日から案件に参画となります。
実際に働いてみて不安に思ったことや条件と違うことがあれば、コーディネーターへすぐに連絡しましょう。
素早く企業への確認や相談に乗ってもらうことができます。
新型コロナウィルス(covid-19)後のエンジニア市場
2019年後半から世界中に猛威を奮っている新型コロナウィルスで感染者が多数でて死者も相当出ました。悲惨な状況の中経済にも大打撃を受けリーマンショックを超える不況を受けることになります。
エンジニア市場の規模は縮小することは必死です。ただ、今後のテクノロジー発展を止めることはないので今後も進んでいきます。
しかし、働き方は変化を迎えリモートワークが増えてくるでしょう。そして企業常駐案件はリモートワークも可能になってきます。フリーランスエンジニアとして生き残るには変化に対応していく必要があります。
もし、新型コロナウィルスが原因で契約が終了したら持続か給付金を受け取ることができます。会社員ではもらえませんがフリーランスの強みではあります。正社員に近い安定感がある起業常駐型のフリーランスエンジニアはここでも持続化給付金をもらえ優遇されるのでおすすめの働き方です。
まとめ
フリーランスエンジニアのためのエージェント比較について解説してきました。
どこも高額案件と書いてある通り、月額60万、70万は軽く超える仕事を多数揃えています。現状、エージェントから紹介されるフリーランスエンジニアの仕事は週5日がまだまだ多いです。最近は徐々に週2日、3日の仕事も増えてきているのですがまだまだ少ないです。
フリーランスのエージェントに登録するのは1つではカバーしきれないこともあるので、自分にあった複数のエージェントに登録することをおすすめします。